イッポリトフ=イワーノフ 組曲《コーカサスの風景》作品一〇
イッポリトフ=イワーノフは、19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したロシアの作曲家である。
彼は、ほかのロシアの音楽家にくらべると活動の仕方が渋く、作品も少ないが、それは、彼が作曲家としてよりも、むしろ教育者としての責任が大きかったからだと思う。
そのイワーノフは、1935年の1月28日、モスクワで76歳で亡くなっている。
彼の代表作、組曲《コーカサスの風景》は、イワーノフがコーカサス地方のチフリス音楽院(現トビリシ音楽院)の校長を務めていたころのもので、この曲は、四つの部分からできており、美しいコーカサス地方の風物を、音楽で描き出している。